*++ 入浴 ++*

 

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[4] コリトル koritoru3@r9.dion.ne.jp 2006 9/ 9(土) 22:38:06 

 

「入浴・その4」

 

◆豆知識

 

▽”食後は30分から1時間経ってから”

入浴すると全身の血流が良くなった分、胃に十分な血液が回らず消化不良の原因になってしまいます。食後30分から1時間で胃の中の食べた物が腸へ移動するので、入浴はそれからにした方が良いでしょう。

 

▽”入浴は就寝の1時間以上前に”

入浴後は少し交感神経が優位になり熟睡し難くなります。熟睡できるようになる時間は入浴後から3時間くらいかかります。入浴は少なくとも就寝前の1時間前には済ませるようにしましょう。また、すぐに寝たい時は入浴時間を短めにしましょう。

 

▽”最初は「かけ湯」、最後は「かけ水」”

いきなり浴槽に入ると急激に血圧が上昇してしまうので、まずは手足や肩にお湯をかけて身体を馴らしましょう。

また、体温が温かいと熱を体外へ放出しようとする為、入浴後は水を10秒ほど手足にかけて表面だけクールダウンすると良いでしょう。

 

▽”リラックスには「温目のお湯」に「半身浴」でゆっくりと”

熱いお湯は交感神経を刺激するので、頭をすっきりさせたい時にはいいのですが、これから寝ようとする時にはあまり適していません。気分を落ち着かせ、リラックスして眠りに就き易くするには副交感神経を刺激する温目のお湯に半身浴でゆっくりと浸かるようにしましょう。

 

▽”水分補給は入浴中&入浴後にしっかりと”

汗をかく為のサウナでは入浴前の水分補給が原則ですが、普段の入浴では前に水分を摂ると汗をかき過ぎて疲れてしまいます。長時間の入浴では入浴中か入浴後に水分補給をしっかりと摂るようにしましょう。

 

▽”湯冷め予防に背中の水滴はしっかりと拭き取ろう”

背中に水滴が残ったままだと、水滴が蒸発する時に体温を奪ってしまい、湯冷めの原因になってしまいます。しっかりと拭き取るようにしましょう。

 

▽”意外とあるカロリー消費”

40℃のお湯に7分間の入浴で30分ウォーキングしたのと同じ消費カロリーになるので、体調の悪い時は無理をせず「足浴」「手浴」にしましょう。「足浴」「手浴」でも十分い身体は温まります。また「足浴」「手浴」を同時に行なうと効果的です。

 

 

 

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[3] コリトル koritoru3@r9.dion.ne.jp 2006 9/ 9(土) 22:37:51 

 

「入浴・その3」

 

▽”身体をツボでリフレッシュ”

 

○肩こり

・合谷[ゴウコク]-前腕の親指側で、肘の曲がり目から手先に向かって指幅2本分位のところ

・手三里[テサンリ]-手の甲の親指の付け根と人指し指の付け根の間のところ

・肩井[ケンセイ]-首の後ろの根本と肩先の中間のところ

・曲垣[キョクエン]-肩甲骨の上内方の角のところ

・肩リョウ[ケンリョウ]-肩関節の後ろ側の中ほどにある大きなくぼみのところ

 

○頭痛

・天柱[テンチュウ]-首の後ろの髪の生え際にある2本の太い筋肉の直ぐ外側のくぼみのところ

・風池[フウチ]-首の後ろの髪の生え際にある2本の太い筋肉の天柱より少し外側のくぼみのところ

・百会[ヒャクエ]-両耳を真っ直ぐ上がった線と眉間の中心から上がった線が交差するところ

・頷厭[ガンエン]-額の角の髪の生え際より少し下のところ

・角孫[カクソン]-耳の上で口を開けたり閉めたりした時に筋肉が動いて出来るくぼみのところ

 

○下半身の疲れ

・委中[イチュウ]-膝の後ろのくぼみのちょうど真ん中のところ

・委陽[イヨウ]-膝の後ろ中央のふくらみの外側よりのヘリのところ

・足三里[アシサンリ]-向こう脛の外側で膝の下から足先へ指幅3本位のところ

・湧泉[ユウセン]-足の裏側で足の指を曲げた時に出来るくぼみのところ

・血海[ケッカイ]-膝蓋骨内側のヘリを指幅3本位上がったところ

・太谿[タイケイ]-足の内踝のすぐ後ろのところ

 

○正座ストレッチ

お湯の中で正座して下半身の筋肉のストレッチをしてみましょう!

 

※お湯の中では体重が1/9になって、膝・腰への負担が少なって、下半身ストレッチにも適しています。

※出る前の1分前が効果的。

 

 

 

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[2] コリトル koritoru3@r9.dion.ne.jp 2006 9/ 9(土) 22:37:31 

 

「入浴・その2」

 

◆気になる症状はその日のうちににリセット

 

▽”アロマでリラックス”

 

・グレープフルーツ 疲労感を取ってスッキリ。むくみを解消。ダイエット効果も。

・マジョラム    心を落ち着かせて、ぐっすり睡眠。筋肉をほぐす効果も。

・クラリセージ   緊張感やストレスを軽減。婦人病や循環器系疾患にも効果。

・ローズ      優雅な香りで美肌力Up。肌の潤いを取り戻す。

・レモン      気分転換に。

・ラベンダー    精神を安定させ、不眠解消。殺菌、解毒効果も。

・マンダリン    精神鎮静作用と血行促進。肌のキメを整え、スキンケアにも。

・イランイラン   不安感やイライラを軽減。高血圧にも効果。

・ベルガモット   やる気がおきない時。二日酔いの朝に。

・レモングラス   疲れた身体を優しくサポート。血行促進も。

・オリバナム    甘い香りでパワー補給。集中力Up。

 

※ ”過ぎたるは及ばざるが如し”

精油の量は多すぎても良くありません。全身浴では5滴以下、半身浴・手浴・足浴では3滴以下にしましょう。

 

 

 

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[1] コリトル koritoru@r9.dion.ne.jp 2006 9/ 9(土) 22:35:46 

 

「入浴・その1」

 

しっかりと入浴し身体を温めて、疲労を溜めず快適な生活を過しましょう。

 

 

<入浴のポイント>

 

◆温度と時間

 

▽”夜は体温に近い温度(平熱+3~4℃)で20~30分”

 

※ 体温に近い温度のお湯に身体をつけていると副交感神経(リラックス時に働く神経)に作用して心身をリラックスさせる効果があります。

※ 人の血液は約1分で体を1巡りします。20分の入浴で20周。身体の隅々まで血液が良く巡り、溜まっていた老廃物や疲労物質(乳酸)の排出が促されます。

 

▽”朝は温かめの温度にさっと”

 

※ 40℃を境に交感神経(興奮時に働く神経、目覚めの神経)が刺激されます。42℃のお風呂に入ると約2分で血圧は約30~60mmHg上昇するので、体調の悪い時は無理をしない方が良いでしょう。

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