こむらがえり解消のツボ
ここではこむらがえり解消の為のツボを紹介します。
こむらがえり解消のツボ
- 湧泉(ゆうせん) -
■見付け方 土踏まずのくぼみのほぼ中央
■効果 体調を整える。体力とスタミナをつける。だるい、疲れやすいといった症状にも有効的。腰、下腹部、足にかけての
冷えや痛みにもよく効きます。
- 陰陵泉(いんりょうせん) -
■見付け方 内くるぶしの上から向こうずねの内側を指でなでていくと、膝の近くで出っ張った太い骨に触る直前
■効果 腰、膝、足の疾患、女性の生殖器、泌尿器、胃腸の病気に使用します。手足の冷え、冷えて膝が痛む、腹が痛む、
食欲が無い、息苦しい、のぼせる、湿疹、婦人病一般、糖尿病、遺尿症、閉尿、更年期障害に効果的です。
- 太谿(たいけい) -
■見付け方 内くるぶしのすぐ後ろを人指し指で触れ上下に動かすと足の裏の方までビリビリ響くところ
■効果 こむら返り、足の捻挫や痛みなど。めまいや立ちくらみ、耳の痛み、耳鳴り、中耳炎、慢性の間接リウマチ、湿疹、
じんま疹、しみ、そばかす、月経痛、月経不順、腎炎、膀胱炎、夜尿症などに効果的です。
- 足の三里(あしのさんり) -
■見付け方 膝蓋骨のすぐ外側の下にくぼみと外くるぶしの上端の中央を結んだ線上で、くぼみから下に指3本分のところ
■効果 胃けいれん、胃炎、胃下垂、胃弱から起こる胸やけ、ゲップ、吐き気などの胃疾患、肝臓、胆嚢の症状に効果が
あります。足、膝、腰の病気にもよく効き、こむら返り、座骨神経痛、ぎっくり腰の症状に有効です。また、消化機能を
回復させ、神経症、精神の動揺を鎮める時にも用います。他にも鼻の疾患、中風、湿疹、小児麻痺、
夜尿症などにも効果的です。
- 膀胱兪(ぼうこうゆ) -
■見付け方 臀部の中央にあるやや平らな骨(仙骨)と腸骨の際にあるツボ
仙骨には4つのくぼみ(後仙骨孔)があり、そのうち上から2番目のくぼみ、第二、後仙骨孔部のあたりから
指幅1本分はど 外側へ離れたところ
■効果 風邪でせきや寝汗がでる。腰や背中が痛い。女性の下腹部のしこり、こむら返り、むくみ、腎臓病、糖尿病、
膀胱炎、尿道炎、前立腺肥大症などの症状に効果があります。
- 殷門(いんもん) -
■見付け方 太ももの後ろ側、中央あたりにあるツボで、お尻の筋肉の下にできる横じわの真ん中と膝の後ろの横すじの
真ん中を結んだ線のほぼ中央に指を当てて左右に動かすと、縦にすじが感じられるところ
■効果 座骨神経痛の特効ツボ。ももの付け根から、大腿部の痛みや、だるい、疲れやすい、こむら返りに効果があります。
そのほか腰や背中の痛み、腰痛、足の腫れ、下肢の麻痺にも効果があります。
- 委中(いちゅう) -
■見付け方 うつ伏せに寝て膝を伸ばし、膝の後ろにある横じわの中央
■効果 足の痛みを取り除くのに重要なツボ。変型性、膝関節症、ふくらはぎの引きつりに優れた効果が期待できます。
婦人科系の病気、リウマチにもよく効きます。
- 承筋(しょうきん) -
■見付け方 ふくらはぎの盛り上がったところで、うつ伏せに寝た時、膝の後ろとかかとを結んだ線上の膝の後ろ中央にある
委中のツボよりは指5本分ほど下
■効果 承筋はこむら返りに効果があります。そのほかに腰から背中が急に痛む便秘、痔、手足が麻痺して動かない、
鼻血、急な嘔吐、下痢といった症状に効果があります。座骨神経痛、膝から下ふくらはぎがだるい場合に
用いられます。
- 承山(しょうざん) -
■見付け方 うつ伏せに寝て、かかとにあるアキレス腱に沿ってふくらはぎの中央へ向かってなでていき、腱がやわらかい筋肉に
変わる境目で、横に動かすとかたいすじが感じられるところ
■効果 こむら返り、足が腫れる、痛む、しびれる、ひきつる、麻痺して立てない時などは承山を押すといいでしょう。膝の
痛みにも使用します。ほかにも座骨神経痛、腰痛、下半身不随、痔、便秘、太り過ぎて足が重くだるいような場合に
効果が期待できます。